特長
ウエクスラー記憶検査は、国際的によく使用されている総合的な記憶検査です。記憶の様々な側面を測定することができるので、認知症をはじめとする種々の疾患の記憶障害を評価するのに有効です。病院、大学、リハビリテーションセンター等で幅広く活用できます。
★ 言語を使った問題と図形を使った問題で構成され、13の下位検査があります。「一般的記憶」と「注意/集中力」の2つの主要な指標、および「一般的記憶」を細分化した「言語性記憶」、「視覚性記憶」の指標が得られます。また、「遅延再生」指標も求めることができます。
★ 検査問題を原版に忠実に翻訳し、標準化も原版と同じように行ったので、海外の研究との比較が可能です。
★ 標準化の際には、全ての受検者にWAIS-Rを実施しデータ分析をしましたので、知能との関係をみることができます。
<検査の問題構成>
1.情報と見当識 /2.精神統制 /3.図形の記憶 /4.論理的記憶Ⅰ/5.視覚性対連合Ⅰ/
6.言語性対連合Ⅰ/7.視覚性再生Ⅰ/8.数唱 /9 視覚性記憶範囲 /10 論理的記憶Ⅱ/
11.視覚性対連合Ⅱ /12.言語性対連合Ⅱ /13.視覚性再生Ⅱ
<検査用具の内訳>
図形の記憶・問題冊子 /視覚性対連合・問題冊子 /視覚性記憶範囲・カード1、2 /
視覚性再生・カードA~D /視覚性対連合・フォルダーA、B /記録用紙(30名分入)
*これら用具単品の販売は既に検査用具をお持ちの方にのみ行っております。それぞれの価格は弊社までお手数ですがお問合せください。
*2011年4月より「検査用具」は「コンプリートセット」に変更になりました。専用のアタッシュケースは製造を終了したため、専用の箱入りになります。