特長
WHOの世界保健機関版に準拠して作られている質問紙法による検査で、主に神経症者の症状把握、評価および発見に極めて有効なスクリーニングテストです。
質問内容が日常的、身近なものに限られているので、人種、宗教、文化、社会が異なっても違和感をもたれず、国際比較研究も可能です。
★ 診療所、病院、企業等で容易に短時間で実施できます。
★ 60問(GHQ60)のほかに30問(GHQ30)と28問(GHQ28)の2種類の短縮版が用意されてお
り、目的に合わせて利用できます。
【GHQ60】 (60問)
神経症の発見、症状把握に有効なスクリーニングテスト。原版は各国で幅広く活用されています。
【GHQ30】 (30問)
一般的疾患傾向、身体的症状、睡眠障害、社会的活動障害、不安と気分変調、希死念慮とうつ傾向がわかります。
【GHQ28】 (28問)
身体的症状、不安と不眠、社会的活動障害、うつ傾向がわかります。
【GHQ12】 (12問)
時間をかけられない調査研究など、より簡便な実施を求めて作られた短縮版です。少ない項目数ながら高い妥当性と信頼性を得られています。