本検査は、脳病変患者の単語の表出・理解機能を多面的に評価し、障害の神経心理学的診断、言語治療プログラムの作成、治療効果の測定を想定しています。
本検査は、患者の症状に応じて必要な検査のみを取り出して実施するなど、単独であるいは組み合わせて用いることが可能です。
1.語彙判断検査:語の音韻(ないし文字)コードの活性化
2.名詞・動詞検査:理解では語の音韻(ないし文字)コードから意味コードへのアクセスと意味コードの活性化、表出ではその逆方向の経路の機能。
本検査では、名詞と動詞の障害を比較することができる
3.類義語判断検査:語の意味コードへのアクセスとその活性化
4.意味カテゴリー別名詞検査:名詞の呼称および理解における意味カテゴリー特異性、語の意味コードの構造と機能
《検査用具の内容》
・ 検査マニュアル(失語症語彙検査-単語情報処理の評価)
・ 記録用紙(3部入)
・ ケース
・ 図版カード
(イラストA4 133枚、イラストA6 283枚、 文字(37×53mm) 298枚、文字(30×105mm) 126枚 )
出版社 | エスコアール |
編・著 | 藤田郁代、物井寿子、奥平奈保子、植田 恵、小野久里子、 古谷二三代、下垣由美子、井口由子、笹沼澄子 |
価格 | 検査用具 記録用紙 10組セット ※価格はお問い合わせください |
関連書籍 | 「失語症語彙検査―単語情報処理の評価」 * 検査用具に含まれている検査マニュアルと同じです |