特長
BITはイギリスのWilsonらによって開発され、1987年に出版された半側空間無視検査で、欧米で広く用いられています。
BIT行動性無視検査日本版は、日本人高齢者に適応可能なように作製され、また、本邦の健常人ならびに脳損傷患者のデータをもとに、正常値と妥当性が確立されています。
BIT日本版を用いることによって、国内外を問わず施設間、研究者間での半側空間無視症状の比較や情報交換が可能になります。さらにBITは、従来の検査法の集大成である「通常検査」と日常生活場目を模した「行動検査」の2つのパートからなる点が特徴です。これによって日常生活や訓練場面における半側空間無視発現の予測や訓練課題の選択への指針が得られます。
*BIT : Behavioural Inattention Test
《セット内容》 ケース入り
・マニュアル 1部
・採点用紙 5部
・通常検査用紙(線分抹消・文字抹消・星印抹消・模写試験・線分二等分試験) 5部
・写真課題 カラー写真6枚
・電話課題 カード6枚
・メニュー課題 2枚
・音読課題 2枚
・時計課題 デジタル時計カード6枚、アナログ時計模型1個
・硬貨課題 台紙1枚
・書写課題 6枚
・ トランプ カード16枚
・通常検査採点用シート 3種類