特長
日本語の特徴および文化的背景を考慮しました!
この検査は、Hildred Schuell らの Minnesota Test for Differentia Diagnosis of Aphasiaを基盤とし、日本語の特徴および文化的背景を考慮に入れて開発されたSchuell-笹沼失語症鑑別診断検査試案I,II,IIIが母体です。
言語機能の系統的、客観的かつ包括的な検索をとおして、
① 失語症の有無および失語症のタイプ・重症度の判定
② 予後の推定
③ 治療方針の決定などに役立つ情報を得ること
④ 再検査を行うことにより失語症状の計時変化(回復状況)の把握ないし治療効果の評価に
役立てる。
検査時の面接に始まり、『聞く過程』、『読む過程』、『話す過程』、『書く過程』、『数と計算』の5部門と、42の下位検査および4個の参考課題から構成されています。