『日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査』は、ミラー幼児発達スクリーニング検査(Miller Assessment for Preschoolers:MAP)を日本で再標準化したものです。MAPは、米国の作業療法士 Lucy J.Miller 博士によって米国で標準化され、1982年に発表された検査で、その検査法としての質は Buros Mental Measurement Yearbook において「軽度の前学業的問題をもつ就学前幼児のスクリーニング検査として最適" (De Loria, 1985)との論評を受けるなど、高い評価を得ています。
JMAPはこのMAPの優れた特質を損なうことなく、日本の幼児のスクリーニングを目的に作られました。
そのために、検査項目は可能な限り原版を尊重し、日本の文化、日米幼児の発達差などを検討した結果、新項目の追加、旧項目の削除、手続きの変更、検査道具の変更等を加えています。
又、日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査(JMAP)マニュアル書を、JMAP簡易版(S-JMAP)の開発過程とその使用法、及びここ10年の関連研究の解説を加えて作成しなおしました。JMAP検査の施行法はもちろん、日本におけるJMAP関連研究を包括的に整理し、特にS-JMAPの施行法及び関連する統計的情報が詳しく紹介されております。
【検査道具一覧】 *赤文字は検査者で用意します
【採点用紙の年齢群】 各2,940円 1セット20枚入 Ⅰ 2歳9ヶ月~3歳2ヶ月
Ⅱ 3歳3ヶ月~3歳8ヵ月
Ⅲ 3歳9ヶ月~4歳2ヶ月
Ⅳ 4歳3ヶ月~4歳8ヵ月
Ⅴ 4歳9ヶ月~5歳2ヶ月
Ⅵ 5歳3ヶ月~5歳8ヵ月
Ⅶ 5歳9ヶ月~6歳2ヶ月
【S-JMAP採点用紙の年齢群】 各1,050円 1セット10枚入
JMAPの簡易版です。解説書と器具を用いて行います。
1 3歳9ヶ月~4歳2ヶ月
2 4歳3ヶ月~4歳8ヵ月
3 4歳9ヶ月~5歳2ヶ月
4 5歳3ヶ月~5歳8ヵ月
5 5歳9ヶ月~6歳2ヶ月
*JMAP:Japanese version of Miller Assessment for Preschoolers