特長
★標準高次視知覚検査(Visual Perception Test for Agnosia:VPTA)の開発、販売から長期間が経過し、被検者が若い世代の場合、相貌認知課題においてそもそもその人物の顔を知らないのか、もしくは相貌認知に問題があるのかの判断が難しい場合がありました。
★「VPTA-FFT ver.2」はVPTAに含まれる熟知相貌検査部分の改訂版であり、問題となっていた課題の認知度の低下を考慮し、被検者が若年者の場合でも評価可能なように、適切な人物の選定、さらに検査方法の見直し、妥当性、信頼性の検討などを行いました。
★課題には①命名課題、②指示課題、③名前の再認課題が含まれ、それぞれ2つの条件[顔パターン(加工し顔の輪郭のみを残した写真)・頭部パターン(髪を含む通常の顔写真)]で実施し、採点します。