特長
自閉症スペクトラム症の特性と支援ニーズを評価する面接ツール
◆自閉スペクトラム症(ASD)の発達・行動症状について母親(母親から情報が得が
たい場合は他の主養育者)に面接し、その存否と程度を評定する57項目からなる
検査です。
◆ PARS-TR 得点から、対象児者の適応困難の背景に自閉スペクトラム症の特性が
存在している可能性を把握することができます。
※PARS-TR の判定結果は、医学的診断に代わるものではありません。
ASD の確定診断は、専門医によってなされる必要があります。
◆幼児期および現在の行動特徴を自閉スペクトラム症の発達・行動症状と症状に影響
する環境要因の観点から把握します。基本的な困難性に加えて支援ニーズと支援の
手がかりが把握できます。
◆半構造化面接により発達・行動症状を把握することを通じて養育者の対象児者に対
する理解を深めることができます。
◆検査用冊子には、面接方法と評定基準が詳細に記載されています。
◆PARS-TRは検査用冊子だけでも実施できますが、検査用冊子と評定シートを両方
使いながら実施することもできます。
◆検査用冊子と評定シートは、いずれも、全項目版と短縮版の両方を実施できるように
作られています。